SWEET&HOT~甘いのと辛いのと~
御令嬢と学問
瑠莉の自己紹介も終わり、いつもと変わらない聖書黙読の時間が始まる。
そしてそれが終わった後、瑠莉は一番後ろの席でぐったりと、机に伏していた。
不覚だった…。
まさか自分の席が…。
こんな奴の隣だなんて…。
「ねぇねぇ、中川さんのこと瑠莉ちゃんって呼んで良いでしょー?私のことはさっちゃんって呼んで良いからさ~♪」
「ああ、もう好きにして…。だから少し黙ってて」
さっきからずっとこんな調子だ。
聖書黙読の時間の時だって、こいつからの視線が痛くて集中できなかったし…。
ってか、こいつ絶対聖書読んでなかっただろ。ずーっと私のこと見てただろ。
「瑠莉ちゃん…」
ふいに名前を呼ばれ、隣の席の奴を見る。
皐月はとても真面目な顔をしていて、そんな真面目な顔をしてると女なのにカッコいいなぁって思ってしまったりしまわなかったり。
「その好きにしてっていうセリフ…なんかエロいね」
前言撤回。
こいつ意外と変態だ。
そしてそれが終わった後、瑠莉は一番後ろの席でぐったりと、机に伏していた。
不覚だった…。
まさか自分の席が…。
こんな奴の隣だなんて…。
「ねぇねぇ、中川さんのこと瑠莉ちゃんって呼んで良いでしょー?私のことはさっちゃんって呼んで良いからさ~♪」
「ああ、もう好きにして…。だから少し黙ってて」
さっきからずっとこんな調子だ。
聖書黙読の時間の時だって、こいつからの視線が痛くて集中できなかったし…。
ってか、こいつ絶対聖書読んでなかっただろ。ずーっと私のこと見てただろ。
「瑠莉ちゃん…」
ふいに名前を呼ばれ、隣の席の奴を見る。
皐月はとても真面目な顔をしていて、そんな真面目な顔をしてると女なのにカッコいいなぁって思ってしまったりしまわなかったり。
「その好きにしてっていうセリフ…なんかエロいね」
前言撤回。
こいつ意外と変態だ。