SWEET&HOT~甘いのと辛いのと~
瑠莉はきょとんとする。
「今朝は…頭に血が上りすぎていたんですわ。いろんなことを口走ってしまったこと、許してくださいませ」
…驚いた。まさか、この子の方から謝ってきてくれるなんて。
あ、そうか。そういえば高橋さんが言ってたわね。
恵子の方から謝るように促しておく…とかなんとか。でも、本当にやるとは思ってなかったわ。
「…別に気にしちゃいないわよ。私も藤原さんにキツいこと言ってしまったしね」
由香がピクリと反応する。
「…勘違いしないでほしいのは、別にあなた達が嫌いだからあんなこと言った訳じゃないってこと。嫌いだったら放っておくぐらいだし。でも…キツい言い方で傷付けてしまったらごめんなさい…。私、ああいう言い方しかできないから。でも、本当に傷付けようと思って言ったわけじゃないから…」
ポン…と瑠莉の頭に何かがのる。
それは皐月の手のひらだった。
「わかってるって!瑠莉ちゃんも、ちゃんと謝ることができるんだってこと皆わかったし。由香や恵子だってもう怒ってないよ!…素直に謝れた瑠莉ちゃんに、皐月ちゃんが頭なでなでしてあげるー!」
「今朝は…頭に血が上りすぎていたんですわ。いろんなことを口走ってしまったこと、許してくださいませ」
…驚いた。まさか、この子の方から謝ってきてくれるなんて。
あ、そうか。そういえば高橋さんが言ってたわね。
恵子の方から謝るように促しておく…とかなんとか。でも、本当にやるとは思ってなかったわ。
「…別に気にしちゃいないわよ。私も藤原さんにキツいこと言ってしまったしね」
由香がピクリと反応する。
「…勘違いしないでほしいのは、別にあなた達が嫌いだからあんなこと言った訳じゃないってこと。嫌いだったら放っておくぐらいだし。でも…キツい言い方で傷付けてしまったらごめんなさい…。私、ああいう言い方しかできないから。でも、本当に傷付けようと思って言ったわけじゃないから…」
ポン…と瑠莉の頭に何かがのる。
それは皐月の手のひらだった。
「わかってるって!瑠莉ちゃんも、ちゃんと謝ることができるんだってこと皆わかったし。由香や恵子だってもう怒ってないよ!…素直に謝れた瑠莉ちゃんに、皐月ちゃんが頭なでなでしてあげるー!」