真珠と青いマフラー





なかなか堅苦しい入学式が終わり一年間お世話になる1組のクラスに入り、出席番号順で席についた。




ちなみに窓際側。




あれ、私円藤よね?




「それでは話は終わります。

次は委員を決めたいと思います。」




新しい担任からの説明は終わり、あのときあった男の子がこちらに向かって歩いてきた。





「クラス同じになったな。えーっと…」





「千草でいいわ。」





「おっそっちのほうが助かる。俺はトモでいいから。」





「トモ~」




< 5 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop