five
「うわ、更に隣の席かよ。」

「うわって何だよ?でも、お前一番後ろで良かったな!」

「何でよ?」




「こんなでけぇ女前にいたら、黒板見えないじゃん。」


菜緒の鉄拳が飛んできた。

半端なく痛い。

コイツ本当に女なのか?




そんなやりとりを小那美はキョトンと眺めている。


菜緒なら小那美とも仲良くなれそうだよな。


俺の頬がまた緩み、菜緒に

「キモイって!」

と、またつっ込まれた。


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