【短】Santa claus
「それあげるっ」
「え…?」
思わずあたしは聞き返してた。
でも、三多はハッキリこう言った。
「クリスマスプレゼント!!」
ドキッ
すごく楽しそうに笑った顔を見た瞬間、胸が大きく高鳴った。
顔が熱いのは熱のせいだとしても、このドキドキは何…?
「メリークリスマス♪」
高校生にもなって、そんなこと大声で言って恥ずかしくないの?とか思うことはたくさんあったけど……
三多の無邪気な笑顔を見ると、不思議なぐらいに癒された。
「ふふっ…ありがと」
自然とあたしも笑顔になって、小さくお礼を言った。
「……お大事にっ」
また教室へ向いて歩き出した三多の背中を見送りながら、ギュッともらったマフラーを握りしめた。
マフラーからは、優しい香りがした…。
「え…?」
思わずあたしは聞き返してた。
でも、三多はハッキリこう言った。
「クリスマスプレゼント!!」
ドキッ
すごく楽しそうに笑った顔を見た瞬間、胸が大きく高鳴った。
顔が熱いのは熱のせいだとしても、このドキドキは何…?
「メリークリスマス♪」
高校生にもなって、そんなこと大声で言って恥ずかしくないの?とか思うことはたくさんあったけど……
三多の無邪気な笑顔を見ると、不思議なぐらいに癒された。
「ふふっ…ありがと」
自然とあたしも笑顔になって、小さくお礼を言った。
「……お大事にっ」
また教室へ向いて歩き出した三多の背中を見送りながら、ギュッともらったマフラーを握りしめた。
マフラーからは、優しい香りがした…。