あなたのメール、代行します。
映画が終わると、「えっとえっと、どこかでなにか飲みながらおはなししない?」という可愛い提案により、近くのコーヒーショップに入った。
どこにでもある、普通のチェーンストアだ。俺、こういう店に来たの初めてなんだよね。
注文方法もよくわかんないし。あ、芽衣さん、1人で注文行かないで! 僕を1人に しないで!
「えっとえっと、キャラメルマキアートグランデエスプレッソショットとホイップクリーム追加でください」
え、何ですか、今の呪文!? わかんない! どうすればいいの!?
僕、こう見えて実は魔法使えないんだけど、どうすればいいの!?
「お客様はご注文お決まりですか?」
くっ、しかたない。こうなったら、あの必殺技を使うしかない。
こんなときのために俺が考えた究極の呪文。
「お、同じので」
ふぅー、あぶねい。なんとか注文を切り抜けたぜい。芽衣さんがスペルマスターで良かった良かった。
「ねえねえ、ナイトくん、窓際の席でいい?」
「もちろん!」
え、ていうか、こちらこそいいんですか? 丸見えだよ? 俺たちが一緒にいるの、丸見えだよ?
あ、街行くみなさーん、こっち見てー! 俺、幻の先輩とデートしてますよー!
どこにでもある、普通のチェーンストアだ。俺、こういう店に来たの初めてなんだよね。
注文方法もよくわかんないし。あ、芽衣さん、1人で注文行かないで! 僕を1人に しないで!
「えっとえっと、キャラメルマキアートグランデエスプレッソショットとホイップクリーム追加でください」
え、何ですか、今の呪文!? わかんない! どうすればいいの!?
僕、こう見えて実は魔法使えないんだけど、どうすればいいの!?
「お客様はご注文お決まりですか?」
くっ、しかたない。こうなったら、あの必殺技を使うしかない。
こんなときのために俺が考えた究極の呪文。
「お、同じので」
ふぅー、あぶねい。なんとか注文を切り抜けたぜい。芽衣さんがスペルマスターで良かった良かった。
「ねえねえ、ナイトくん、窓際の席でいい?」
「もちろん!」
え、ていうか、こちらこそいいんですか? 丸見えだよ? 俺たちが一緒にいるの、丸見えだよ?
あ、街行くみなさーん、こっち見てー! 俺、幻の先輩とデートしてますよー!