氷の女王に誓約を

「突撃となりの晩ごはーん!」


バーンッと勢いよく扉を開く。


目の前に跳び込んできたのは、なぜかベッドの上でブリッジをしている朝ちゃんの姿。


え? なんでブリッジ?


「あ、美優姉!」


ブリッジの体勢のまま声をかける朝ちゃん。


なんだかとっても不気味な光景。しかも超笑顔ですこの子。


「なんでブリッジしてるの?」


「柔軟。お風呂から出たばかりだから」


「なるほど。大ちゃんもお風呂?」


「うん。さっき行ったから暫く戻ってこないかも」


この間ずっとブリッジ中。会話の時ぐらいブリッジやめようぜ少年。
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