氷の女王に誓約を
SPの規定要素の変更。
FPのコレオステップ・コレオスパイラルの導入。
ジャンプの基礎点の変更と中間点の導入。
スピンのレベル要素の変更。ステップのレベル要素の追加。
他にも細かいところまで、ルール改正が行われている。
これらの改正が演技の得点にどのような影響を及ぼすかは、実際に試合が始まってみなければわからない。
国内大会は国際大会に比べて点が出やすい傾向があるが、それでも参考得点として色々と勉強にはなる。
レベルがきちんと取れているか。演技構成点がどのくらい出るか。
この大会で課題点を見つけ出し修正する。調整試合といって馬鹿にはできない。
「タク兄も出ればいいじゃん。三回転の調整がまだでも、実戦形式の練習はして損はないでしょ?」
ブロック大会免除の俺が、仮に中部選手権で散々な結果を叩きだしても、なんら影響はない。