甘いココア
そんな事を思いながら俺も体育館の隣にある教官室に入った。


入学式は午前中に終わったから午後からは職員会議しかない。


「3時からか…。それまで暇だな、少し寝るか…。」


教官室には誰もいなかったため独り言を呟きながらウトウトしていた。

――――――――――

コンコン

ん?誰だ?

「しつれ〜しまぁす」

甘ったるい声が聞こえてきた。


「誰だ?もう下校時間はすぎてるぞっ」


「きゃー!優斗先生だあっ!まぢかっこい〜///」

おいおい…
勘弁してくれよ疲れてるんだよ…。



確かに俺は生徒が大事で好きだがこういうのは慣れてない。


「はぁ…」

ため息をはきなが軽く流し帰らせようとした。
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