桜の葉
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「っえーーーっ!?」
「ねぇちゃん、ごめんっ」
「ちょっとぉ、アタシは何食えっての。」
「んー、じゃあ、オレのコト食べる?」
「ほぉ?それはシモネタ?……マジで食うぞ、バカ葉~ッッッ!!」
アタシが葉の首を軽く絞めると、葉はアハハっと笑って。
「だって、朔良ねぇちゃんの作る弁当って、美味しいんだもん。」
なんて言うから。
アタシはアッサリ許すコトにした。
「良いよ。食堂で食べる。」
「!!!朔良ッッッ」
倉石が、パッと起き上がってアタシの手を握ってきた。
顔が近い。
美都は、『倉石カッコイイじゃん?顔は』なんて言うけど。
……光の方、カッコイイ。
でも。
今でも、記憶の中の光は…以前と同じ姿をしてて。
それが、少し淋しい。
「一緒ご飯食べね?」
倉石が妙に真剣にそう言う。
「ほぇ?」
「朔良と、食べたいんだ。」
アタシは、倉石に握られた手をジッと見た。
アタシ、やぱ他の男の子には…ドキドキしないわ。
ねぇ?光。
…………ぁ。
また話し掛けちゃった。
空いた手で、髪を耳にかけつつ。アタシは言う。
「奢ってくれるならね。」
「っえーーーっ!?」
「ねぇちゃん、ごめんっ」
「ちょっとぉ、アタシは何食えっての。」
「んー、じゃあ、オレのコト食べる?」
「ほぉ?それはシモネタ?……マジで食うぞ、バカ葉~ッッッ!!」
アタシが葉の首を軽く絞めると、葉はアハハっと笑って。
「だって、朔良ねぇちゃんの作る弁当って、美味しいんだもん。」
なんて言うから。
アタシはアッサリ許すコトにした。
「良いよ。食堂で食べる。」
「!!!朔良ッッッ」
倉石が、パッと起き上がってアタシの手を握ってきた。
顔が近い。
美都は、『倉石カッコイイじゃん?顔は』なんて言うけど。
……光の方、カッコイイ。
でも。
今でも、記憶の中の光は…以前と同じ姿をしてて。
それが、少し淋しい。
「一緒ご飯食べね?」
倉石が妙に真剣にそう言う。
「ほぇ?」
「朔良と、食べたいんだ。」
アタシは、倉石に握られた手をジッと見た。
アタシ、やぱ他の男の子には…ドキドキしないわ。
ねぇ?光。
…………ぁ。
また話し掛けちゃった。
空いた手で、髪を耳にかけつつ。アタシは言う。
「奢ってくれるならね。」