俺の彼女。2
「ご、ごめんねっ。Sスイッチオフにしてー」
慌てて謝る暁に俺は
「じゃあ、チュウしていいですか?」
「ははっ。やっぱり壱生がしたかったんじゃん。」
と言った暁は、ニコニコな笑顔。
そんな嬉しそうな顔して……。
「本当は暁もしたかったんでしょ?」
と俺が言った途端、俯く。
「うん。
………って言ったらどうする?」
俯いていた顔を上げたと思えば、
暁は、ほっぺたをピンク色にして、俺を見つめる。