俺の彼女。2




「国語準備室だけ、異常に遠いよね!何でだろう。」


「あー!俺もそれ気になってさ、聞いたんだよ。そしたら、

新校舎ってさ、人全然いないじゃん。
だからカップルが、ええっと、まぁ、そういうことに利用してたらしいんだよね。
それが見つかって、そういうことがないように見張り的な感じらしい。」




「あっ、そうなんだ!へ〜」


下ネタじゃん!!これ、下ネタじゃん!!!


まさか、ちょっとした疑問の中にそんな深い話があると思わなかった!


そろそろ、学校でそういうことするカップルなんているの?


なんで学校で?


なんか私が恥ずかしくなってきた…!




「普通、学校でやんないよな!」



はっ!同意を求められた!



「う、うん!だよね〜!はは」



私、下ネタ苦手だから軽く流したら、多分そのことにタカヤは気付いただろう。


変な空気になっちゃった。





あっ、着いた。




国語準備室と書いてある教室のドアを開ける。




……が、空いてない!!












< 101 / 114 >

この作品をシェア

pagetop