俺の彼女。2
「あれ?ハル何やってんの?」
告白をした後、教室でボーとしていた私。
「タカヤこそ何やってんの?」
時計を見ると短針は6を指していた。
もう18時か。
「いや、みたら分かるでしょ?ぶ・か・つ!」
そう言われてみると、汗まみれの顔にちょっと汚い練習着。
「あー。おつかれさま。もう終わったの?」
「うん。いつもは終わってから1時間自主練。」
「へー!今日はやらないの?」
「あぁ。今日は特別。
なんかハルと話したい気分だから。ハルの目が赤い理由とかさ?」
と笑いを含みながらタカヤは言った。