俺の彼女。2



「いや、俺はいいんだけど。

帰り遅くなっちゃうよ?危なくない?」



「いいの!待ってる間に数学の宿題終わらせちゃうし!」




「あ、数学の宿題忘れてた…。」


「明日までだよ!もしかしてタカヤもやってない系?」



「もちろんやってない系!」


思わずグッドポーズ。



「ソフト教えてくれるから、かわりにこっそり私の写してもいいよ!」



と周りに誰もいないのに小声で言う。




「まじ?サンキュー!!」



何故だか俺まで小声になった。





< 45 / 114 >

この作品をシェア

pagetop