俺の彼女。2
「高橋飲み込み速いよな!理解力あるし!」
「そんなに褒めても飴しかでないよ」
「飴は出んのかい!!」
俺のボケに壱生のツッコミ。
「……数学好きじゃない?」
「一番嫌い!理解不能。」
虚数解ってなんだよ。
因数分解なんて将来使わないだろう。
「絶対得意になると思うんだけどな……。
それより、飴をくれ、飴!」
「はいよ。」
ポッケに入ってた、いつからか誰かにもらったイチゴミルク味の飴。
しばらく入ってたから溶けてるかも。
「うわっ、溶けてる!!」
やっぱり…………。