俺の彼女。2



「ほらっ、数学のプリントやろっ!」


早く場の雰囲気変えなきゃ!




「♪〜ピンポンパンポーン

神崎先生お電話が入っております。至急職員室にお越しください。」



「あっ、俺呼ばれたから行くわっ!じゃーな!」


と立ち去ろうとする先生の腕を掴んだ。


「待って!」



「なんだよ?!電話待たせてるから!ごめんな。わかんないとこは高橋に聞いて!」


そ、そういうわけじゃなくて!!

今、二人きりにしないでよ!!!




私なんでこんなに緊張してるんだろう……。






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