俺の彼女。2



「でもせっかく両想いなんだから、早くくっついて欲しいな。」


「私もそう思う。

優花も結構長いこと武田くんのこと好きだし。」


一年生の時からだから。


「そうなんだ。

俺らにできることあったら協力してあげてぇな!

だって両想いってすごくない?

自分が想っている人が、自分を想ってくれるんだよ?

そんな幸せなこと、ないよなー。」






語っているタカヤを見て、胸がギューってなった。

隣で歩いているタカヤの手を握りたくなった。

隣で歩いていることを幸せに思った。









私、タカヤのこと好きなんだ


って思った。















< 76 / 114 >

この作品をシェア

pagetop