Chamomile



ソイルとクロウは全く話についていけてなかった


それに気付いたエルサは


「説明するとね、そのままじゃ絶対に生徒会に入れられる可能性大だから、人気ものの仲間に入ると顔が学園中にばれてしまうのよ」


「ばれてしまったら、任務がしにくくなるから変装をして、ちょっとぶさいくになろう作戦!!」


おー!とクロウはザンクのノリに乗ってパチパチと拍手をした





「1人は生徒会に入って、もう1人は普通に過ごそうっとことでいい?」



「いいんじゃね?」


「…変装する必要なんかいらないと思うんだけどな」


「はい!決定~!!」


いえ~いっとエルサとザンクはハイタッチをした




「ザンク!私たちの例のアレを持ってきて」


ほいよっと言ってザンクは扉を開け、走ってどこかに行ってしまった



「…変装するのはソイルにしようか」


「俺もそのほうがいい
ソイルはのぼけてるから…」


「…なんか言った?」


「なんにも~?」







「ねえ、ソイルメガネは何色がいい?」


エルサの目がキラキラと光っていた


「別になんでもいいよ」


「じゃあ、勝手にいじくるわね」






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