Chamomile




ボスはソイルとクロウから離れ、立ち上がった



「じゃあさっそく明日の朝、さっそくダストク国に行ってほしい」


「…急ぎの任務なんですね」


「でもさ~ボス、そんなに急がなくてもいいんじゃね?」



すると、ボスは立ち上がりカレンダーを持って、指をさした



「今は3月の27日だ」


「…あっ!そうかもうすぐ入学式と始業式が始まるからか」

クロウはポンと手を叩いて納得した



「ソイルは今は15歳だったよね」


「はい」


「クロウは16歳」


「うん」



「じゃあ、ソイルは高校1年、クロウは高校2年に入学すること」


「「はい」」

「それと、これ」



ボスは2人にプラント学園のパンフレットを渡した
2人はそれを受け取り、見始めた



「うわっ…思ってたよりすっげー大きいな」


「…うん、そうだね」


2人はあまりにもパンフレットに載っていた学園の地図を見て、その大きさにひいていた





< 36 / 52 >

この作品をシェア

pagetop