Chamomile



ソイル達はエルサに貰った地図を見ながら、プラント学園へ目指していたが

どうやらプラント学園は山奥にあるらしく
車か、この町から出ているバスに乗らなくてはいけなかった




バス停に着いた2人は時刻表を見た


「あと10分ほどで来るな」


ソイルとクロウは近くにあった
木のベンチに座った


道のりが長かったのかクロウは腕を伸ばした

ソイルは途中で立ち寄った本屋で買った
この町の地図を見ていた




「…そんなのぉ見てて面白いかぁ?」

欠伸をしながら聞いた
クロウの目にはうっすら涙が出ていた



「この町にレジェンドが現れた時に迷子になったら、元も子もないじゃんか」


「あっ!そうか」


「あとで貸すから地形覚えといてね」


「はいよ」





そんな話をしていると山奥からバスがやって来た

ソイルとクロウは荷物を持って立った






プシュー

バスが到着し、扉が開き乗りこもうとしたが


開いた扉の中にはスーツを来た一人の男性が立っていた
その男は降りようとしていたが、ソイル達に気付きバスから降りて、ソイル達の前に立った





「もしかして、ソイル様とクロウ様ですか?」







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