Chamomile
「はい、そうですが」
「…実物で見てみると大きいものだな」
壁の高さは約10mぐらいある
レンガで造られていて洋風な感じで出来ている
車に揺られて10分ほど
やっとプラント学園の入口、正門に着いた
正門も恐ろしいほどに大きかった
正門に近づくと自動的に扉が開いた
扉が開くと、ソイル達が乗っている車はそのまま学園内に入ってしまった
カルの話によると学園内も相当な広さで、正門からいつも授業をしている建物などまで、歩きで約1時間半かかるらしい
学園内に入ってから車に揺られていると
目の前に建物が見えて来て、その建物の前に止まった
「着きました」
「やっとか~」
ソイルとクロウは荷物を持って車から降りた
「荷物は私が持ちます」
そう言ってきたカル
だけど、ソイルとクロウは荷物を渡さなかった
そして、丁重にお断りをした
そうですか…とカルは残念そうに言った
「まず、理事長室に行ってもらいます こちらへどうぞ」
ソイルとクロウは建物の中に入り、カルの案内で、理事長室直行のエレベーターに乗った
エレベーターが止まり、扉が開いた