短‐またね
君のくれたもの
孤独が怖かった。
一人で眠る夜は大嫌いだった。
深い闇に取り込まれてしまいそうな気がしたから。





暗い暗い…闇に。



だから私は灯をつける。

家中の灯を灯す。
夜をごまかすため。

闇から逃げるために。




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