哀恋心(上)


すごーい距離が近くて、
今にも心臓破裂しそうっす。

「こんなに近くによられたら色々
したくなっちゃうじゃん 汗」

「何がしたいの?言ってみ?」

「う~…//もう!あたしは初めて愁兄と
逢ってからずっとね~…ごにょごにょ//」

「ん?聞こえない~笑 何だって?」

「好きなの。 大好きなの。
だから近寄られたりしたらちゅーしたく
なっちゃうじゃん!!//」


一瞬の出来事だった。
目の前には愁兄のキレイで整った顔。


あたしの唇に温かくて柔らかい感触。

「……っ!?//」

「だって今日のラミ可愛いんだもん。」

そ、そんなこと言わないでよー…

ちゅーしてくれた嬉しさで泣けてくる。
うう~…泣


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