哀恋心(上)
でも…
愁のことがどうしようもなく好き。
手放したくない。
ずっとそばにいたいの。
それは…許されないことなのかな。
傷ついても傷ついても、
やっぱ大好きなんだ。
愁はあたしの運命の人なのかもしれない。
しばらくして、
また愁からメールがきた。
~~♪
『別れよ。』
もう心がボロボロになったあたしは、
ただ泣くしかできなかった。
『もう一人とはどうするの?』
~~♪
『ちゃんと別れるよ。』