私はあなたの・・・

　・・もう授業始まってるし。

　屋上でさぼろっと♪

　強がってる・・けど。

　脳だけは正直で、

　涙が出ていた。

　脳が命令して涙をだす。そういってた・・きがする。

バタン

　屋上をにいくと先客が。

「俊。」

「愛璃。・・・どうしたの？なんで泣いてるんだ？」

「俊・・・。今は何も聞かないで。」

「わかった。俺に出来る事は？」

「隣にいて・・くれる？」

　私がそういうと俊は黙って私の隣で泣かせてくれた。

　とても心地よかった。

　もしかしたら・・・私に合っているのは俊かもしれない・・・

　そう思った。でも・・珪のことが頭から離れなかった。