私はあなたの・・・
「愛璃~ちょっと話せる?」

「ごめん。ちょっと無理かも。」

「・・そっか。」

 私は今も魅麗と珪を避けてる。

 珪と魅麗はあの日から全く喋ってない。

 喋ってるとこをみない。

 きっと私に気を使ってるんだ。

 そんなのいいのに。

「愛璃~。」

「あっ!愛しの彼が迎えに来たよ~」

 梨恵が言った。

「もう!梨恵も今日い・と・し・の彼とおデートでしょう~?」

 それだけ言って俊のほうへ向かう。

 もちろん。珪の方も魅麗の方も見ないで。

「帰るぞ。」

「うん。」

 俊。私ちゃんと珪の事忘れるからね?


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