私はあなたの・・・
「ふざけんなよっ!今更か?
愛璃は傷ついてたんだ!
例え俺がお前みたいに愛璃の記憶がなくなろうと
お前みたいに愛璃は傷つけねぇよ。

大切な・・好きな奴なんだからよ!!」

そのときふと思った。

『こいつに愛璃をゆずらなきゃ。
こいつの方が幸せに出来る。』

そのことが口から出てたらしくそれを俊が気づき殴りかかってきた。

そのとき愛璃が出てきた。

「お前には関係ねぇ。」

なんてひどい事も言った。
俺を嫌え。そしたら俺は忘れれる。

でも__それは出来なかった。

どうしても愛璃を目で追ってしまう。

教室にいると愛璃を見てしまう。
だから魅麗を呼んで外へ出た。

愛璃に何かしてることは気づいてた。

「愛璃にこれ以上何かすんなよ?」

魅麗は泣きまねをして俺を抱き締めた。
俺は魅麗が愛璃と被って見えた。だから・・強く抱き締めた。

そこを見てた・・愛璃。

これでいいんだ・・そう思った。
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