私はあなたの・・・
「ここが職員室です。
そしてここが__」

・・?

男の子がいきなり黙って立ち止まった・・。
考え事?

「ちょっと来て下さい♪」

「え?ちょ」

引っ張ってく男の子。

「ここ。」

連れて来られたのはとても綺麗なとこだった。
花畑だ。

「綺麗。」

「やっと微笑んだ。さっきからずっとムスってしてたから。
・・ここは俺しか知らない秘密の場所なんです。

絶対言わないでくださいよ?

俺は__」

自己紹介をお互いした。

『珪』

このときの男の子が珪君だった。

「笑ってる方がいいですよ?
美人なんですから。見た目も優しそうですし。」

・・おだてられたから好きになったわけじゃない。
珪君だったから好きになったんだ。

私は裏の顔と表の顔を作った。

珪君の前では表でいようと思ったからだ。

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