私はあなたの・・・
「愛璃、斗馬、え~と・・・愛璃の弟君、俊?君?ごめんね。迷惑かけて。」

「いいよ~。でも、後で梨恵先生に怒られるかも・・・」

「まじ?!やば・・・」

と、梨恵が慌ててるとこで、俊に尋ねてみた。

「ねぇ。どうやって梨恵とめたの?」

「は?ただお前の彼氏が嫌っちゃうかもしれね~ぜ?
っていっただけだけど。」

そうだったのか。でも斗馬がとめてもどうにもならなかったのに・・・

ばん!

あっ。今頃来た人が・・・

「お!おい!梨恵は?」

「遅い!もう納まったよ。わざと遅くきた?」

と訊ねてみると・・・

「ばれた?」

ばれた?じゃねーよ!

「今度なんか奢ってね?」

私が冷たい笑顔でいうと・・・

「ま・・じ?」

当たり前!もう!

「ねーちゃん・・・。もう戻っていい?」

「あっうん!助かった!今日アイス奢る!」

「よっしゃあ!」

・・・高校生がこんなに喜びマスカ?

まっ一件落着♪

「おい。愛璃!今日放課後暇?ちょっと買い物付き合って。」

「俊が買い物?!めずらしい~。いいよ★」

「じゃあお前のクラスいくわ!」

オッケ~と言おうとしたら・・・

「俺も行っていい?」

珪も?!めずらしい~

私は珪と俊の間に火花が散ってるときづいていなかった・・・
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