私はあなたの・・・
だから今日珪遅刻したのか。

そっか・・珪。よかったね・・・



事故が起きる前に気持ち伝えとけばよかった・・


私は授業にも集中できずいつの間にか放課後になっていた。



「愛璃!一緒に帰ろ~・・・って!な・・なんで泣いてんの?!」

「梨恵~...聞いてくれる?」

「当たり前じゃん。とりあえず、愛璃んち行こ?」

「うん」

私が泣いた理由?

珪との思い出が凄く頭に残ってんの・・

でも隣にいれるのは私じゃないって思うと涙がとまらなかった。

がちゃっ

「おじゃましま~す!今日から宜しくお願いしま~す!」

「梨恵。いらっしゃい。お父さん大丈夫?」

「はい!今日からお世話になります!さっそく上がってもよろしいですか?

あとなにかすることないですか?」

「ん~。いまんとこ無いわね。あっ!荷物愛璃の部屋にあるわよ!」

「は~い!」

「ん?愛璃?目赤いわよ?」

「え?さっき目薬したからかな?」

「ふーん・・」

よかった。お母さんするどいよ・・
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