補習組の夏休み
あたしは碧斗が起きるまで待っていることにした

碧斗は本当に辛そう…

息が荒い

また熱が上がってるのかな?

そっと触れてみるとさっきよりも熱い気がした

はぁ…

大丈夫かな?

まあ、薬が効いてきたら熱下がるよね


しばらくして碧斗は薬が効いたみたいで少し落ち着いてきた

碧斗が起きたら帰ろう

「…ん」

碧斗が起きた

碧斗はぼーっとしている

「起きた?大丈夫?」

あたしが言うと碧斗は

「大丈夫…」

と言った

あんまり大丈夫には見えないけどあたしも限界だったから帰ることにした

「あたし、もう帰るね
ちゃんと薬飲んで寝てなよ」

「わかった、今日はありがとな」

「うん、じゃあね」

あたしは碧斗の家から出た







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