ヴァージンチェリー
同じボディソープの匂い。
息遣いが近い。
間近でみるとタクはやっぱり綺麗な顔をしている。
どのタイミングで服を脱がすんだろう。
服を脱ぐんだろう。
タクの下にいるのに少しもドキドキしていない私は、そんなムードのないことを考える。
ゆっくり近づいてくるタクの顔。
あれ? と思った瞬間、私、勢いよく起き上がってた。
ぶつかる筈の唇はぶつからず、ごちん、とぶつかったのは額と額。
「ったぁ!!」
あがった声は自分のものかタクのものかよく分からない。
とりあえず、涙が出るほど痛かった。
息遣いが近い。
間近でみるとタクはやっぱり綺麗な顔をしている。
どのタイミングで服を脱がすんだろう。
服を脱ぐんだろう。
タクの下にいるのに少しもドキドキしていない私は、そんなムードのないことを考える。
ゆっくり近づいてくるタクの顔。
あれ? と思った瞬間、私、勢いよく起き上がってた。
ぶつかる筈の唇はぶつからず、ごちん、とぶつかったのは額と額。
「ったぁ!!」
あがった声は自分のものかタクのものかよく分からない。
とりあえず、涙が出るほど痛かった。