抱えきれないくらいの花束を

ルドベキアの誓い・正義

















防弾のプライバシーガラス越しの東京は色のない世界だと思った












「ひとまずはこちらに。マンションは今吟味しておりますので」









案内されたのは総理官邸




教科書でしかみたことのない場所






「ありがとうございます。えーっと」








「護です」




「護さん?」





「呼び捨てで構いません」






そう言う訳には…



「中へ。総理と班長がお待ちです」










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