抱えきれないくらいの花束を



普通にお父さんと暮らしていたらこんなことされたら嫌がると思う





でも







「…お父さん」




初めてのお父さんの胸は温かくて広かった






















「こちらでお休みください。呉々も窓は開けないように。班長と圭護が扉の外におりますので、何かあれば声をかけてください」










「はい……」











案内された部屋はお母さんと暮らしていたアパートよりも広くて……












落ち着かないかも







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