抱えきれないくらいの花束を



「中の方へ」


四方を新保さんたちに囲まれながら中へと進んでいく





「此方の方に指をおいていただくますか?」








言われた通りに指を置くとピーという電子音と




「トウロクサレマシタ」と機械の音声が流れた







「此方の寮はシリンダー錠とパスワード、指紋認証の三重になっております」









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