抱えきれないくらいの花束を










これ以上望むものなんてないのに

















制服に袖を通す






鏡の前に立ってもまだ違和感が拭えない










「準備はよろしいでしょうか」




「はい」





護さんと圭護さんに守られながら、車に乗り込み校舎を目指した








「職員室は3階だそうです」




「はい」




階段を上がりながら、少しだけほっとしていた





中は普通の学校とそう変わらない



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