抱えきれないくらいの花束を



足を踏み入れた瞬間



刺すような視線が襲った








「編入生の永山かすみさんです」






「き……永山かすみです」


























「じゃあ、席は神埼くんの隣ね。委員長も彼だからわからないことがあったら聞いて」





「はい」



言われた席は窓側の真ん中あたり




「よろしくお願いします」





「よろしく」





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