抱えきれないくらいの花束を
自分のSPも教師としているのだと苦笑気味に言った
「では教科書の70pを開いて」
内容は通っていた定時制高校よりも少しだけ進んでいて
ついていくのに必死だった
「授業大丈夫だった?」
「一応は……」
元々文系は得意ではない
「ついて来て。この階だけでも案内する」
「でも……」
勝手に行動して良いものなんだろうか
「大丈夫。僕のSPも来るし、永山さんのSPも来る」
メニュー