抱えきれないくらいの花束を

窓辺に咲くアリウム・深い悲しみ



校舎を出ると2台の車があった

片方の運転席には護さん。


もう1台は神埼くんを迎えに来たのだと察せられた




「乗って」


圭護が後部座席のドアを開けてかすみを促した




「ありがとうございます」









車は寮へと向かった











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