抱えきれないくらいの花束を



「良かった。クッキーも頂くね」


「どうぞ」


緊張しちゃう。

「甘過ぎなくて美味しいよ」


「ありがとう」


良かった

「せっかくだから夕食も一緒にどう?」

「え……?」

「学園案内もかねて、ね?」


神埼くんは後ろに控えていた弓削さんや護さんたちにも視線を送った


「うん」















「嫌いなものはある?」


「えっと」


コースやマナーはよくわかっていない。不安でいっぱいだ


< 96 / 105 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop