桜龍紅桜 ~最強総長~
お兄ちゃん・・・。
助けて・・・・。

いや、イヤ、嫌、

『イヤアァァーーーーーーーー』

兄「友華!しかっりしろ!もう大丈夫だから・・・」

哲「ユウ!!大丈夫か!!?」

よかった

「よかった・・・。」

急に涙がこぼれてきた。

「お兄ちゃん・・・。大丈夫だから・・・。
 泣かないで・・・?笑って?」

兄「そう・か・・・。よかった」

そういって微笑んでくれた。だから
私も微笑んだ。

「てっちゃんも、ごめんね?だから笑って?ね?
 お願いだから、悲しそうな顔しないで?
 私ちゃんと生きてるから・・・。」

哲「ユウやっぱりまだ・・・。」

そこまで言っててっちゃんはニコっと笑ってくれた。

「ありがと」
そういえばみんなの前だったな
転校初日でこれとか最悪。

「みんなも、ごめんね?びっくりしたでしょ」

うんうんと首を縦に振っている。クスっと笑ってしまった

ク「しんぱいしたよ~」
という声が返ってきてびっくりした。
でもよかった。これならうまくいく。

「みんなありがとね!」

兄「友華!お前昨日あんまり寝てないだろ!?だからこんなことに・・・」
そこまで言ってまた泣き出した兄。ハア

「もう!兄貴!いつまでも泣かない!理事長室行くよ!!てっちゃん
 後よろしく~」

哲「りょ~かい♪」
ちょっと悲しそうだけど、今は兄貴を優先させてくれ・・・。

てっちゃんにそんな顔させてるのも私だよね・・・ごめんね。
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