桜龍紅桜 ~最強総長~
黒「3年前何があった。3年前、敦さんは相当荒れて、
あせっていた。明らかにおかしい。」

「3年前―

紅桜はとある族に挑戦状を渡された。
だが、そいつらは心まで腐ってやがった!約束の日より前にこっちに手を
出して来やがった。私は当然狙われた、やつらは、素手じゃなかった、ナイフに
銃などいろいろ武器を持っていた。

そして、その時たまたま、親父が来てたんだ、桜龍紅桜は親父が作った
族だ!皆をしごきに来てたんだ。それで、その時、私は安心しきってはいなかったが
親父がいて、響もちゃんといた、だから少し気を抜いていた。

だが、相手はそのすきに、私に向かってナイフを突き立てていた・・・、
でも、私はなんとも無いただ目の前で親父が倒れていた。もう間に合わなかった、
心臓に突き刺さっていた。私は、怒り狂ったように・・・、いやもう狂っていた、
そんな状態で相手を半殺しにしていった。でも隙だらけだった。
その隙を護っていたのが、副総長であり、私の最愛の恋人の響だった、
響も私を庇い流れ弾にあたって死んだ。

その日から、私は荒れ狂っていた。誰でも止めれないように、
私は、肋骨が2本折れていた、ある日、響と親父を殺った奴等のリーダーが
誤りにきた、私は許せなくて、そいつを何度も殴った。

気絶しても殴り続けようとした。でも、兄貴が止めてくれた。

それから2年かけて徐々に落ち着いてきたんだ。」


黒「・・・・・・。」

一「・・・・・・。」

隼「・・・・・・。」

蒼「・・・・・・。」

何この沈黙。面白い

クス

「もー、やめてよ~、そう言う沈黙とか重いから!
逆に傷つくから!!」

ほんとにやめてほしかった。
笑ってほしかった。


一「なんかごめんな?」

隼「友華。ほんとに響とか言う人好きだったんだな」

「だったじゃない、これからもずっと、響だけでいい・・・。
響以外を好きになる可能性はほとんど無い。」


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