桜龍紅桜　～最強総長～
雷也ｓid



あの、ジュンナとか言う女が言ってた意味が少し理解できた。
誰も、あの二人の中に入る事が出来ない・・・。その言葉の意味が・・・。

あの二人には、何らかの事件などが絡み合って繋がっているらしい。
でもそれは、他の奴等も同じだと俺は思う。敦さんと友華の間にだっていろいろあるだろうし、他の連中と、友華の間にも誰にも割り込む事の出来ないつながりがある。だからあいつは強いんだろう・・・。

だが、カイが言ってた、友華が弱いという点についてはいまいち理解できないが、
それはずっと一緒にいたからこそ分かったものなんだろう。

二人の様子を見ていると、少しだけイラつきを覚えた・・・。
確かに今日会ったばかりの俺に、甘えろというのは無理かも知れねぇけど、こっちに出来る事があるなら、してやりたいと思ってるのにその事がいえない自分にも腹が立つし、
カイには素直に甘えてるあいつにも少し腹が立っちまう・・・。
こんな気持ち初めてだ・・・、なんだ？

そんな事を思いながらトイレに行って、リビングに戻った・・・。
そしたら、なぜかカイはきずいていたらしい・・・・。さすが幹部ってとこだな。




雷也ｓid~END
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表紙・目次

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