自分の中の自分
1
「朝輝‥また宿題忘れたのか、いつもいつも‥しっかりしろ」
また先生に怒られてしまった。
僕は勉強苦手、運動神経は平均以下、正直悪いことでしか目立たない。
今も宿題をしなくてみんなの前で立たされてる。
立たされてる時のみんなの見下した視線はやっぱりいつまでも慣れない。
特に立たされてる時、未希と目が合うと心臓を直接搾られてるんじゃないかってくらい切なくなる。
未希は小学校一年生からずっと同じクラスだった。だから普通に学校でも話しをしたし、たぶん自分が男子の中なら1番話しをしていただろう。
正直好きだ。
でも未希は自分のことを好きだとは考えにくい。なぜなら彼女の口癖が「好きなタイプはヒーローみたいな人」だからだ。
どう考えても僕ではない。
また先生に怒られてしまった。
僕は勉強苦手、運動神経は平均以下、正直悪いことでしか目立たない。
今も宿題をしなくてみんなの前で立たされてる。
立たされてる時のみんなの見下した視線はやっぱりいつまでも慣れない。
特に立たされてる時、未希と目が合うと心臓を直接搾られてるんじゃないかってくらい切なくなる。
未希は小学校一年生からずっと同じクラスだった。だから普通に学校でも話しをしたし、たぶん自分が男子の中なら1番話しをしていただろう。
正直好きだ。
でも未希は自分のことを好きだとは考えにくい。なぜなら彼女の口癖が「好きなタイプはヒーローみたいな人」だからだ。
どう考えても僕ではない。