心を溶かしたのは君だった
次の日、あゆは昨日と同じ電車にのる。
あゆは電車で一人考え事をしていた。


「あゆちゃんって、いつも悲しそうな目してるよね」


そう話しかけきたのはもちろん春樹。あゆは、ちらっと目を移し、また窓の方に顔をむける

「ていうか、死んだ魚の目してる」

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