心を溶かしたのは君だった

「ご、ごめん、待った？」
普通を装い、春樹に近づく


「いや、大丈夫。俺がちょっと早く着きすぎた。じゃ、いくか」
いつも通りの春樹。女の子を待たせないところに慣れている雰囲気がでる。あゆは頷き、２人は歩き出す。


なんか舞い上がってたの私だけ？そりゃそうか。なんか恥ずかし・・・
気を取り直して、目的の場所に向かう途中、突然春樹がいった