心を溶かしたのは君だった
「・・・もう・・・あんたには関係ないでしょ」


あゆはそういって春樹の手をひっぱりその場を去った。人通りの多い交差点から、近くの公園まで無言のままひっぱり歩く


「あゆ?」
公園につくと、春樹がいった


「-っ!!!ごめん!」
あゆは握っていた手をパッと離す


「いいけど、誰?あいつ?」
春樹は少し不機嫌だった。あゆの顔を見ようとしない
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