幼なじみの銀髪男。【完】
*來輝saide*


ノンと話さなくなって、
俺はどんどん弱くなっていく。



坂上とノンの姿を見るたび切なくて、苦しくなる。



恋って切ねぇ…



好きなのってつれぇ……




俺はノンを自分から避けてしまっていた。



そんなある日、、、。




俺は、溜まり場へ向かっていた。



角を曲がると、
男と女の話し声……。




あ……。




大好きだけど見たくない人。




ノンと坂上が歩いていた。



なるべく距離をとって歩く。



あぁイライラする。
弱い癖に嫉妬している。



すると坂上が立ちどまって俺を見た。




そしてノンもこっちを見ていた。




ノンは、何だか切なそうに俺を見ていた。



何でだ?
なんか坂上に言われた?



俺はどうしようも出来なくて立ちどまった。






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