幼なじみの銀髪男。【完】
どれくらい意識を無くしてたんだろ…


てゅかなんか人の温もりを感じる。


誰かが私に触れてる。


頭を撫でてる……。

でも…嫌だ。
この手はライじゃない。



うっすらと視界が見えてきた。
それと同時にお腹に痛みを感じた。



痛いッ…


そうだ。私さっき…!



目をばっと開けると、


ゴールドアッシュの髪の毛の男が私の頭を撫でていた。



私はそいつの膝の上に寝かされていた。


いわゆる膝枕…



何で?
てゆうか………



「ここはどこ…」


痛みで掠れた声しかでない。
起き上がる事も出来ない。


「あ…起きたんだ。
さっきはごめんね?乱暴にしちゃって…」


お腹に手をあてて、
優しそうな表情をしていた。



「………触らないで」


そう言い、その人を睨んだ。



そして周りには男の人たちの声がした。



てゆうか…ここは倉庫?



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