幼なじみの銀髪男。【完】
その瞬間、倉庫に居るブラスタの奴等が一斉にその人を囲んだ。
そこにいたのは、、、。
スラッと背が高くッて、
顔が整ってて、
だけど見た目が恐い。
銀髪頭の大好きな人…
波多野 来輝。
ライは煙草を加えて、
眉間にシワを寄せ、今までにないくらい一番恐い顔で立っていた。
ライ……何で1人で来たのよ……。
こんな大勢ライ1人で…
ここに今居るのは、キラを抜いただけでも50人はこえてる。
「あ~ぁ。もう来たんだ。今面白かったのにぃ~」
キラはソファーに座ったまま面白そうにライに挑発していた。
それに気づいたライが私の哀れな姿を見て目を見開く。
そりゃそうだよね…
制服破られてるし、
ブラ丸見えだし…
ライに見られなく無かったな…。
せっかく好きなのに…
初めて私の体を触れてほしいのはライなのに…。
胸がずきずき痛んで、
キラを睨んだ。
「ククッ…せっかく楽しんでたのに。
もう少し触りたかったな~。
でも待っててね?希美ちゃんは俺の物になるから。」
ニヤニヤしながら、ライに向かってわざとらしく言う。
誰があんたのものになるもんか!!