幼なじみの銀髪男。【完】


その瞬間、倉庫に居るブラスタの奴等が一斉にその人を囲んだ。



そこにいたのは、、、。


スラッと背が高くッて、
顔が整ってて、
だけど見た目が恐い。


銀髪頭の大好きな人…



波多野 来輝。





ライは煙草を加えて、
眉間にシワを寄せ、今までにないくらい一番恐い顔で立っていた。




ライ……何で1人で来たのよ……。



こんな大勢ライ1人で…



ここに今居るのは、キラを抜いただけでも50人はこえてる。



「あ~ぁ。もう来たんだ。今面白かったのにぃ~」


キラはソファーに座ったまま面白そうにライに挑発していた。



それに気づいたライが私の哀れな姿を見て目を見開く。



そりゃそうだよね…

制服破られてるし、
ブラ丸見えだし…


ライに見られなく無かったな…。



せっかく好きなのに…
初めて私の体を触れてほしいのはライなのに…。



胸がずきずき痛んで、
キラを睨んだ。



「ククッ…せっかく楽しんでたのに。
もう少し触りたかったな~。
でも待っててね?希美ちゃんは俺の物になるから。」



ニヤニヤしながら、ライに向かってわざとらしく言う。


誰があんたのものになるもんか!!


< 110 / 156 >

この作品をシェア

pagetop